What’s ‘diversity’
私がタトゥーに興味持ち出したのは
単純に「可愛い」というファッション的観点から。
海外のスナップとかドラマで
小さいタトゥーをファッション的に楽しんでる姿が
可愛かったし、オシャレをそうやって楽しむのっていいなーって。
何回か本当に入れようと思ったんだけど
まー、痛みとか一生消えないことへの覚悟とか。
そういうのヘタレの私はできなくて。
でも、ファッション的にしたくてしたくて、
結局このフェイクタトゥーという形に今は至ってます。
最初は、こうやって入ったタトゥーの世界だけど
やるからには、色々調べたくなっちゃうのが
私のクセなんですね。
タトゥーってほんと深くて。
日本では、昔、罪人に刺青を掘って見せしめにしていた歴史もあるんだけど、
もっともっと昔、中国やアメリカ大陸、他にも色んな国の先住民の人たちにとっては
伝統であり、アイデンティティであり、
おまじないや魔除の意味で施されたり、
一生消えないからこそ背負う自身への責任と自己表現。
そういうポジティブで創造性に富んだタトゥーが世界には古くから沢山あるんです。
そんな事を知れば知るほど
タトゥーの魅力にハマっていく私なんですが
先日すごく嬉しいニュースを見つけて
ニュージーランドの外相に顔面にタトゥーを施したマオリ先住民の女性が就任したというもの。
すごく素敵。
ニュージーランドのアーダーン内閣は、
女性やLGBTQの方を起用した、すごく‘多様性’に富んだ内閣。
なんか、写真だけでワクワクしちゃうし
この国の国民が羨ましいなーと思っちゃう。
勿論、内閣政治としての成果は問われるべきで
これからもどんどん注目していきたいんだけど
この内閣が存在すること、それだけで
救われる人達が沢山いるだろうなぁと。。。
知ってますかー！
日本の総理大臣さま。
「多様性」ってこういうことですよ！！
最近、
選挙の話題多いですが
私は、民主主義の大前提は‘自由’に色んな意見を持つことができる社会だと思ってて。
自分の立場でみんながみんな、
自由に考えて、自由に主張できる事が民主主義なのに。
なんだか自分の考えと反対の人は敵！
この意見に賛成できない人は何も考えてない！とか、そんな意見もチラチラ見てしまって。
あなたはあなたの意見でいい。
あなたの意見を尊重するから、私の意見も尊重してよ。
私だって、自由に考えていいんだよ。
あなただって、自由に考えていいんだから。
という思いに至る。
What’s ‘diversity’?
多様性ってなに？
誰もがありのままの自分でいれて
他人のありのままも受け入れる事ができて
違いって難しいし、めんどくさいけど
皆が皆、めんどくささを面白さに感じれる社会がいい。
「あー、私こう思うけど、あんたこんな風に感じるのね！すごー！面白いわ〜」って感じ。
なんか、そんな社会に住みたいし、
したいなぁと思いながら
今日も私はフェイクタトゥーを書いて楽しむのでした。
